愛知医科大学の菅屋教授の話によると、
通常37度前後である脳温が、何かの原因によって42度にまで達すると、
脳の神経細胞が死滅し始めるそうです。
そのため、体には、脳温の上昇を防ぐための「冷却装置」が備わっ
ていて、それが赤面だと考えられると言うことです。
赤面はと言うのは、顔面の最も外気に近いところにある毛細血管が
拡張する現象のことで、毛細血管が広がることで、血液の熱が外気
によって奪われて温度が下がる。
そして、この顔面の毛細血管は、脳へ血液を運ぶ動脈をぐるりと取
り囲む「海綿静脈洞」と呼ばれる場所につながっています。
顔面の毛細血管が拡張して冷やされた血液が運ばれると
「海綿静脈洞」の温度が下がります。
そうして、その影響で動脈に流れる血液が冷やされるので、
結果として脳に冷やされた血液が送られることになるのです。
つまり、赤面とは、緊張や恥ずかしさを感じることで、
交感神経が興奮し、脳は脳温の上昇を予測して、顔面の毛細血管を
拡張。脳へ向かう血液を冷やし、脳を冷却する。
赤面はこの一連の脳の冷却システムの流れの中で、起こると思われ
るものだったのです。
ここで、赤面の防止法を御紹介します。
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